山茶花と椿って見分けがつきますか?
最近、私のお友達のSNSから山茶花(さざんか)なのか椿(つばき)なのかっていう投稿がたまたまありました。
とても一月とは思えない暖かさです。日中はコートがなくても寒くないかな?と感じるくらい。
桜の木も驚いているだろうな。
ところでこれは椿?
山茶花?
違いがよくわからない(笑) pic.twitter.com/b2PPRAmIfr— ゆかりん (@yukaron1) January 24, 2020
確かに山茶花と椿って悩む方も多いですよね。もちろんそんなのどっちだっていいという方も多いと思います笑
皆さんもこれを読んだら見分けられるはずです。
昨日、5Gや6Gがくるこれからの時代、これからの花屋がどうなってしまうのか。今まで通りでは、間違いなくダメだよなと思い妄想していました。埼玉県上尾市で花のモナミ・花のフルールという花屋で全国に笑顔になるお花をご提供しているヨコちゃんこと横山泰史(よこやまひろし)です。
山茶花と椿の見分け方の3つのポイント
山茶花と椿はなんと同じツバキ科ツバキ属の植物なんです。これだけでも似てるって思ってしまいますよね。そこで見分けるためには次の3つのことを見てください。
- お花が咲く時期
- 葉っぱ
- お花の咲き方と散り方
これを1つずつ説明していきますね。
お花が咲く時期で見分けてみよう
まずは山茶花と椿はお花をつける時期が違うんです。
山茶花は10月頃〜12月頃まで、椿は11月頃〜3月頃までなんです。最近の温暖化で多少ずれることもありますが、大体このような感じです。
秋になってきたら咲いてくるのが山茶花で冬は椿というのがいいですが、時期がかぶる時があるので少しわかりづらいですかね。
葉っぱで見分けてみよう
山茶花と椿はお花がついていない時には葉っぱの大きさや形で見分けることができます。
山茶花は椿に比べると葉っぱが小さいです。そして葉っぱの裏に細かい毛が生えています。
葉っぱが波を打っているように見えます。そして葉っぱの色が椿よりも薄い緑色なのです。
椿の葉っぱは山茶花よりも大きく、細かい毛は生えてません。
そして刃先がギザギザしているのが特徴で、色は真緑なのです。
葉っぱを触る時は皆さん特に注意してください。
チャドクガという毛虫が付きやすいので、肌に触れたりしたら大変なので注意が必要です。万が一チャドクガに刺されてしまったら、流水で洗い流して、抗ヒスタミン軟膏を塗ってあげてください。絶対擦ったり掻いたりしてはいけませんよ!それでも酷かったら皮膚科に行ってくださいね。
お花の咲き方と散り方で見分けてみよう
山茶花と椿は咲き方も違うんです。
山茶花は思い切り開く平開咲きに対して椿はカップ咲きが多いです。
もう一つの特徴はお花の散り方です。
山茶花はお花が散る時に花びらがパラパラと散ります。椿はお花の頭ごとポトッと落ちるんです。僕はこれだけお婆さんから教えてもらったのを今でも覚えています。
でも最近はパラパラ落ちる椿もあるようなので注意は必要です。
皆さんの周りにあるお花は山茶花でしょうか?椿なんでしょうか?歩いている時に目に入ったら、是非調べて見てくださいね。でもチャドクガには気をつけてくださいね。
最後まで見てくれてありがとうございます。